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クソ映画祭

来たる日に開催されるクソ映画祭の映画選定用の作品紹介

天使にアイム・ファイン

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見てきましたよ、今年は実写。ここのところ上映作品が続くK福のK学の最新作です。
今回から制作会社を立ち上げたのか、いつもの金色のロゴが出てこなかった為、おや、と冒頭から思ったのですがクオリティは変わらず、ある意味大丈夫でした。

天使の安っぽさ、天上界のやけっぱちなCG、解決した際の天使の狂気の笑い声と空中ブランコ、突然エキストラが踊り出すホラー、イジメ解決と言いながら公開処刑を淡々とおこなう母親。いやぁダメっぷりが半端を超えているところに好感を持ちました。
自前の俳優養成所の人間に囲まれると「牡丹と薔薇」で脚光を浴びた大河内菜々子も演技が下手に見えるという連帯感もさる事ながら、演技の幅がなさ過ぎる主役の存在感も驚異的でした。

また劇場内でのミラクルも起こり、同列に座っていたお爺さんが画面と同期するように合掌をしていて、まるでアンパンマンや女児向けアニメ映画の「みんなの力を貸してー」という演出をフリなしでおこなう献身さはまさに驚異。

今作は自己啓発に重きを置いているためか、常時ツッコミ大歓迎だった「ファイナル・ジャッジメント」よりも個人に負荷を与えて、よく分からないポジティブにする退屈さを感じる部分が多く、貴様さては悪魔だな!を期待していると肩透かしを食らう事になってしまうでしょう。

とはいえ、本編終了後のクソ背景と主演のダンスMVは必見です。なんだよこれ、と何度呟いた事か。もっともこの振付をオーディションとはいえ失意の女性にやらせる演出がありましたので、謎の必然性にまたもおどろかされてしまいました。

こちらの作品はつまらない、と思う部分が多い為「ファイナル・ジャッジメント」「仏陀再誕」だけでなく「神秘の法」「UFO学園の謎」等でだいぶ体をクソ映画に慣らしてから臨むことをお勧めします。

いやぁ、クソ映画って素晴らしいですね。